ポルシェ パナメーラはサルーンでなく、4ドアグランツーリスモでなければならなかった【10年ひと昔の新車】
2009年4月、911、ボクスター/ケイマン、カイエンに続くポルシェ第4のモデル「パナメーラ」がワールドデビューを果たした。新型フル4シーターグランツーリスモとして生を受けることになるが、Motor Magazine誌は正式発表を前に、ドイツ・ヴァイザッハのポルシェ研究開発センターでその市販前最終バージョンの詳細な取材に成功している。パナメーラはどんなモデルとして開発されたのか。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2009年5月号より)