日本市場では11車種を販売するレクサス
1989年にトヨタの高級車ブランドとして誕生した「レクサス」。日本がバブル経済の絶頂期だった同年に、北米で初代「LS(日本名:セルシオ)」を発売。それまでの国産車のレベルを大きく上回る出来栄えだったことから、世界の自動車業界に大きなインパクトを与えたと言われている。
その後もセダンの「IS(日本名:アルテッツァ)」やSUVの「RX(日本名:ハリアー)」などの人気モデルを続々と投入し、高級車ブランドとしての地位を確立していった。現在では12車種(日本市場:11車種)を揃えるまでに拡大している。
そして2018年、量産車世界初のデジタルアウターミラーを採用した新型「ES」や、コンパクトクロスオーバーSUV、「UX」を投入するなどにより、1〜12月でのグローバル販売台数が698,330台に達したと発表。さらに、このうちハイブリッド車が20%を占めるなど、レクサスの技術が浸透していることを強調した。
今後も、クルマを操る愉しさを追求した“F”シリーズとともに、ラインアップの充実させていくという。
そしてもうひとつ、全世界での“累計”販売台数が1000万台(内、ハイブリッドモデルは約145万台)を超えたことについて、澤 良宏氏(Lexus International President)はコメントを発表した。
「LEXUSをご愛顧頂いてきた世界中のお客様のおかげで、このマイルストーンに辿り着いたことを大変喜ばしく思います。これからもラグジュアリーライフスタイルブランドとして、創造的な先進技術や、運転の愉しさを備えたより魅力的な商品、独自のブランド活動を通じて “驚きと感動の体験” を提供することを目指してまいります」(澤 良宏Lexus International President)