世界中の自動車メーカーが本格的な電動化を表明する中、PHEVで時代を先取りしているのが、ボルボが誇る「T8」シリーズだ。最先端であり最上級のアイコンとしてのその魅力を、検証してみよう。(以下の記事は、Motor Magazine 2018年8月号より)

ボルボ「T8」のこだわり

PHEVが環境に優しいとされる理由は電気自動車(EV)と基本的に同じだ。外部電源で充電して走行するEVは走行時にCO2を排出しない。PHEVも同じように外部電源から充電して走行できるので、やはりCO2を排出しない。地球規模でCO2排出量の削減が叫ばれている現在、EVとPHEVが注目されている最大の理由は、ここにある。

いっぽうで、PHEVはEVにない大きなメリットを備えている。それは、バッテリーに充電した電気を使い終わっても、車両に搭載されているエンジンが生み出すパワーで走り続けられる点にある。したがってPHEVであれば、EVのように1回の充電で走行できる航続距離を心配することなく、気軽に長距離ドライブに出かけられる。PHEVが「EVとエンジン車のいいとこ取りをしたクルマ」と評価されるゆえんだ。

画像: ボルボのPHEVを構成する基本的なシステム。

ボルボのPHEVを構成する基本的なシステム。

PHEVのもうひとつの魅力が、パワフルな走りを楽しめる点。ガソリンなどを燃料とする通常のエンジンと電気モーターというふたつの動力源を有しているPHEVは、それらを協調して用いることで、エンジンだけ、もしくは電気モーターだけで走るよりもはるかに力強いドライビングを実現できる。しかも、エンジンと電気モーターの組み合わせ方を様々に変化させることで、電気モーター中心の走りも、エンジン中心の走りも可能で、さらにいえばエンジンの力で発電し、バッテリーを充電することさえできる。たとえバッテリーに充電した電力を使い切ったとしても、走行中にふたたびチャージできるのだ。

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