2022年11月17日(現地時間)、スバルは米国ロサンゼルスで開催中の2022年ロサンゼルス オートショーにおいて、新型「インプレッサ」(米国仕様車)を、世界初公開した。2023年春以降に米国市場への導入を皮切りに、世界各国市場に順次導入の予定だ。

クラスを超えた高い安全性能と動的質感を兼ね備えたモデル

インプレッサは、スバルのラインナップではレガシィの下に位置する中核のスタンダードモデルだ。初代は1992年に登場し、今回の新型は6代目にあたる。3代目からクロスオーバータイプのXVが設定され、2022年9月には新型がXVあらためクロストレックとして先に発表された。今回は、インプレッサの新型があとから登場したことになる。したがって、ボディデザインの基本やメカニズムの多くは、クロストレックと共通だ。

画像: 鋭いシェイプと張り出したフェンダーがスポーティさを強調する、新型インプレッサ。

鋭いシェイプと張り出したフェンダーがスポーティさを強調する、新型インプレッサ。

新型インプレッサは、愉しくなる優れた運動性能、安心できる先進安全装備、とことん使えるユーティリティなど、その機能や実用性をさらに高め、乗る人すべてをアクティブな行動へと後押しするクルマだという。

エクステリアは行動的なライフスタイルを後押しする、躍動的でスポーティなデザインで、インプレッサの個性をより高めている。引き締まったスピード感ある鋭いシェイプと、大地を駆けだす力強さを感じさせる張り出したフェンダーが、よりスポーティに感じさせ、クルマを操る愉しさを際立たせている。

インテリアは、ドライビングとアクティビティの時間を自然体で過ごせる使い勝手の良いカジュアルなものとした。さまざまな機能を集約した大型のセンターインフォメーションディスプレイをインテリアの中央に配置した、最新のスバル車に共通のインターフェースを採用し、実用性と利便性を高めている。

米国仕様のパワーユニットは、まず2.0L水平対向4気筒エンジンは振動や騒音を低減することで動的質感を高めた。新規グレードには最高出力182hpと最大トルク241Nm(編集部換算値)を発生する2.5L水平対向4気筒エンジンを搭載した。

駆動方式はスバルが熟成したアクティブトルクスプリットAWDの制御を刷新し、応答性、ハンドリング、コーナリング性能を向上している。日常使いのさまざまな走行シチュエーションで、意のままに操れる快適な走りを実現した。

SGPはさらに進化。安全&快適装備も充実

ステアリングには2ピニオン電動パワーアシストを採用。なめらかでリニアなトルク伝達を可能とし、ダイレクトで自然な操舵感を実現するとともに、応答遅れのないスポーティなステアリングフィールを実現した。

画像: 大型のセンターインフォメーションディスプレイをインテリアの中央に配置した、最新のスバル車に共通のインターフェースを採用。

大型のセンターインフォメーションディスプレイをインテリアの中央に配置した、最新のスバル車に共通のインターフェースを採用。

プラットフォームは、SGP(スバル グローバル プラットフォーム)をさらに進化させ、フルインナーフレーム構造の採用や、構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性を向上。従来型よりさらに高いレベルの動的質感を実現している。

シートには骨盤を支える構造を採用して、仙骨を押さえることで、車体の揺れが頭部へ伝わることを防ぐ。これにより、ステアリング操作に伴うロールや、路面のうねりで身体が大きく揺さぶられたときでも、快適な乗り心地を実現している。

安全性能では、新世代アイサイトを全車に標準装備。視野角を従来型の約2倍に拡大。画像認識ソフトや制御ソフトを改良し、より広く遠い範囲まで認識できるようにした。電動ブレーキブースターも採用し、プリクラッシュブレーキで自転車の急な飛び出しなどへの応答性が向上した。

また、全車速追従機能付きクルーズコントロール使用時の、急な先行車の割り込みなどに対する素早い減速も実現している。さらに、後席シートベルトリマインダーを全車に標準装備して、車両を出る前に後席確認の案内をすることで、後席の子どもやペットの置き去りを防止する。

快適装備では、エアコンにドライバーシートのみ/フロントシートのみ/全席と各席でのコントロールが可能な集中送風モードを新たに設定し、快適性と燃費向上に貢献している。一部グレードでは、スターリンク対応の11.6インチ マルチインフォメーションディスプレイを装備し、スマートフォンのワイヤレス接続に対応。また、スターリンクの追加サービスとして、スマートフォンアプリでのリモートロック/アンロック機能、リモートクラクション・ライト機能、リモート車両位置確認機能が利用できる。

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