フォルクスワーゲン ゴルフ GTI【3分で読める輸入車解説／2023年現行モデル】

駆動力を少しも無駄にしない。

パワーユニットには、第四世代となる2L直4ターボエンジンを搭載。2017年10月のマイナーチェンジ後のゴルフ7 GTIの最高出力230ps、最大トルク350Nmから、最高出力245ps、最大トルク370Nmへとアップし、高出力仕様だったゴルフ7 GTIパフォーマンスと肩を並べる。

フロントの足まわりは新設計のアルミ製サブフレームの採用で3kg軽量化されたうえに、各部の設定変更などによって剛性をアップ。スプリングレートも先代より5％強化されている。

ゴルフGTIでは、従来型同様の落ち着きがある姿勢変化に起因する安定感が健在。ボディに無駄な動きがないことで、４輪が常に路面を掴み続けている点も良い。駆動力を少しも無駄にせず、旋回力としてしっかりと使っている印象だ。エンジンに関しては、サクッと回り切れ味が良い。7速DCの効果もあってか、パワーの落ち込みはなく以前よりもスムーズで力感が途切れない。加速態勢に移るとそのスムーズさがさらに増し、レッドゾーンの入り口である6600rpmの目盛りにタコメーターの針が吸い寄せられるように跳ね上がる。

新型GTIは性能を深く進化させると同時に、スポーツモデルを楽しむハードルを下げてくれる逸品だ。走るほどにその印象が強くなっていった。（文：瀬在仁志）

▶▶▶詳しい解説はこちら
フォルクスワーゲン新型ゴルフGTI上陸。245psの2.0TSIエンジンを搭載して価格は466万円 - Webモーターマガジン

2021年12月22日、フォルクスワーゲングループジャパンは8代目となる新型ゴルフのスポーツモデル「ゴルフ GTI」を発表、2022年1月7日に発売する。車両価格は466万円。また、新型ゴルフ GTIの発表を記念し、12月22日〜25日まで「六本木ヒルズ クリスマスマーケット2021」（六本木ヒルズ大屋根プラザ）でキングズレッドメタリックカラーのゴルフ GTIを展示。2022年2月4日〜6日には名古屋のJRゲートタワー、2月11日〜13日には大阪のグランフロント大阪にも展示される。

web.motormagazine.co.jp

フォルクスワーゲン ゴルフ GTI 主要諸元

全長:4295mm
全幅:1790mm
全高:1465mm
ホイールベース:2620mm
車両重量:1430kg
エンジン:2L直4ターボ
駆動方式:FF
トランスミッション:7速DCT
乗車定員:5名
エンジン:直4DOHCターボ
総排気量:1984cc
最高出力:180kW（245ps）／5000-6500rpm
最大トルク:370Nm（37.7kgm）／1600-4300rpm
駆動方式:FF
サスペンション形式:前ストラット、後4リンク
タイヤサイズ:225／40R18
車両価格：486万2000円

8代目ゴルフGTI上陸、でも「GTIの魂」「GTIの証」とはなにか、初代から続く伝統を追う - Webモーターマガジン

2021年12月22日、8代目となる新型ゴルフGTIが日本に上陸した。1976年に初代モデルが誕生して以来、ゴルフGTIはホットハッチの代名詞として世界的に人気を集めてきたが、その伝説はどのように生まれ、受け継がれてきたのか。その系譜を振り返ってみよう。

web.motormagazine.co.jp

8代目フォルクスワーゲン ゴルフGTIの進化と本領【特集ゴルフGTIとTDI①】 - Webモーターマガジン

2021年12月22日に、高性能ハッチバックとして常に高い評価を受けてきた「ゴルフGTI」の新型モデルが日本に上陸した。当然、新型の出来栄えへの期待は高い。ここでは8代目の進化したポイントを解説しつつ、その走りをレポートする。（Motor Magazine2022年3月号より）

web.motormagazine.co.jp

『Motor Magazine 輸入車年鑑 2022』は2022年5月18日発売 - 株式会社モーターマガジン社

Motor Magazine 輸入車年鑑 2022
定価 2,200円（本体 2,000円）
日本に輸入されている最新モデルからまもなく導入されるモデルまで全31ブランド完全網羅
試し読み
◆ いま日本で買えるインポートモデルをすべて収録
2022年5月現在、日本で購入できる輸入車をブランド別に全網羅。Motor Magazine編集部が取材したインポートモデルの最新情報を凝集して紹介しています。注目のモデルについては試乗インプレッションも収録。また、巻末には車両の詳細な主要諸元と各グレー...

www.motormagazine.co.jp

フォルクスワーゲン ゴルフ GTI3