日本の経済を大きく支えている自動車産業。そんな我らの誇りでもある日本車は2023年も魅力あるクルマを登場させた。今回はそのなかでも、登場したばかり、または登場間近の注目モデル9台を紹介していこう。(Motor Magazine2024年1月号より/文・岡本幸一郎)

プレミアムセグメントを担うセダンやオープンモデルが刷新された

ホンダ アコード 2024年春発売予定

画像: 新型アコードは日本市場に導入されれば、国内における最上位セダンというポジションに収まるモデルだ。

新型アコードは日本市場に導入されれば、国内における最上位セダンというポジションに収まるモデルだ。

ホンダは11代目となるアコードを導入する。2L直4直噴エンジンと、同軸から平行軸モーターに変更した新開発の「2モーター内蔵電気式CVT」を搭載する。

また、ユーザーごとのエアコンの温度等の車内機能を一括設定できる「エクスペリエンスセレクションダイヤル」が国内のホンダ車として初めて採用されるなど注目深い。また、Googleビルトインの搭載や将来的にハンズオフ機能が可能となる先進技術などが他車に先駆けて採り入れられている。

トヨタ クラウンエステート 2023年度内発売予定

画像: クラウンシリーズの第4弾のエステートは、美しいワゴンボディと機能性の高いSUVを両立したモデル。

クラウンシリーズの第4弾のエステートは、美しいワゴンボディと機能性の高いSUVを両立したモデル。

続いてクラウンには、高い実用性を求める声に応えるべくエステートが加わる。

リアシートを前倒しすると段差なく床面がつながる広大なスペースを創出できたり、荷物を出し入れする際にバンパーを保護するカバーが内蔵されるなど、エステートならではのアイデアを見られるのが特徴だ。

パワートレーンは2.5L直4+モーターのHEV(ハイブリッド)のほか、アウトドアユースでの電源供給源としても使えるプラグインハイブリッドが用意される。

マツダ ロードスター 2024年1月上旬発売予定

画像: 2015年に登場したND型が大幅改良を実施。運転支援システムや安全性能に磨きがかかった。

2015年に登場したND型が大幅改良を実施。運転支援システムや安全性能に磨きがかかった。

ロードスターは、追従機能クルーズコントロールや自動ブレーキといった最新の先進安全技術やコネクティッド技術を搭載。さらに内外装もブラッシュアップされた。走りについても、ライトウェイトスポーツの魅力はそのままに、エンジンやデフ、ステアリングに手を入れて、ロードスターならではのリニアで軽快な走りに磨きをかけた。

スズキ スイフト 2023年12月6日発表

画像: 4代目となる新型スイフトは約7年ぶりにフルモデルチェンジ。新開発エンジンなど注目点が多い。

4代目となる新型スイフトは約7年ぶりにフルモデルチェンジ。新開発エンジンなど注目点が多い。

スイフトは好評のオリジナリティあるスタイリングの雰囲気を踏襲しつつ、中身は全面刷新された。

新開発の1.2L直3ターボエンジンにCVTとISGを組み合わせたマイルドハイブリッドを搭載。中間グレードのMX HYBRIDでは5速MTも選択できる。少し遅れて登場するスイフトスポーツも、いよいよマイルドハイブリッドになるのはほぼ確実だろう。

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