運転診断機能を体験!ドラポジも襟も正して臨む
駐車場を出発してしばらくすると、ソルテラのセンターディスプレイに写るアプリの画面左上に「診断中」の文字が表示されました。運転診断が始まったようです。事前にSUBARU広報部の方々にも「運転診断のチェックは厳しめですよー」と聞かされていたので、やるからには本気で、とドライビングポジションも正して、いままで以上に気を引き締めて運転して挑みました。
運転診断が終わって、気付けば山梨県へ突入。北都留郡丹波山村にある「道の駅たばやま」を目指します。標高が上がると、道路の脇や日陰には多くの雪が残っており、真冬のような寒さ。しかし、ソルテラはAWDですし、スタッドレスタイヤも履いているので、まったく不安はありません。不安要素といえば先程の運転診断の結果ぐらい……。
そうこうしているうちに、道の駅へ到着。ここではご当地グルメやお土産を見たり、少し休憩して、いよいよゴールの「大日影トンネル大型バス待機所」へ向かいます。その道中では果実園帯を抜けるフルーツラインを走ります。ここは季節によってさまざまな景色を楽しめるようで、あと1ヶ月遅ければ(4月上旬ぐらいから)桃の花が見渡せるようです。
いよいよゴール地点の駐車場へ。目下には山梨の街並みが広がります。ここは山梨市を一望できるスポットで、夜になれば夜景も楽しめるそうです。この日は生憎の天気でしたが、晴れていればまた違った景色が見渡せるのでしょう。
まだまだ運転を積み重ねていかなければいけません
ゴールに着いた達成感でいっぱいでしたが、ここでアプリを見ると、ドライブ診断の結果は、「伝説のスペシャルリワードまでもう一息!」と表示が。走行距離は107km、所要時間は道中で撮影や寄り道をしたため4時間47分と表示されました。
ドライブ診断の結果を読んでいくと、「運転が上手になるために大事なのは、運転を積み重ねていくこと」との文字が。つまり……まだまだですね。運転がうまくなるように精進したいと思います。
と言い訳するわけではありませんが、さらに診断結果の中には「スマートフォンが正しく設置されていなかった可能性もあります」とのこと。うん、きっとそうですよね。実際に使用する際にはしっかりとしたスマートフォンホルダーに固定するなどして、動かないようにする必要もありそうです。
新しいドライブの楽しみ方を発見
ちなみにこの運転診断の結果はいくつかあるそうですので、実際に挑戦してその目で確かめてみて下さい。私も近々再チャレンジしたいと思います。
今回は東京・恵比寿を出発してから、奥多摩コースで約100km走行、その後は山梨市内のホテルまで合計約200km走行しました。そこまで一度も充電せずに走行して電池残量は45%。宿泊したホテルには普通充電が設置されていたため、一晩充電して100%へと回復しましたが、これぐらいの距離であれば充電を気にせずドライブができるので、BEVの走りの良さを存分に楽しむことができました。
また、ソルテラのようなBEVはドライブ中もエンジン音がしないので、とにかく静か。今回のような自然豊かな場所では、窓を開けてドライブすれば、鳥のさえずりや川のせせらぎ、はたまた静寂を景色とともに楽しむことができます。それもまたBEVならではと言えるでしょう。
まだまだ進化していきそうなドライブアプリ。昨今クルマはもちろん、ドライブの楽しみ方や方法にも変化が見られます。以前であれば目的地を決めて地図を広げて……から、カーナビが一般化して、今ではスマートフォンとクルマを連携してアプリを使うなど。そうした中でSUBAROADのようなアプリは今どきのドライブの楽しみ方の一つとして、クルマをもっと楽しむためのキッカケになりそうです。そして何より、クルマの楽しみ方が増えるならば大歓迎。さらなる進化が期待できそうです。(撮影:永元秀和)