さまざまな縛りがある現代のクルマにおいて、驚異的な車両重量を実現したアルピーヌA110とマツダロードスター。この2台がこだわる「軽さ」は、楽しいスポーツモデルの条件のひとつである。(MotorMagazine 2024年6月号より再構成)

試乗車概論②アルピーヌA110R チュリニ「軽さをより身近に、公道で楽しめる」

アルピーヌA110 R チュリニは、2022年に発売され大きな注目を集めた「アルピーヌA110 R」の走行性能と日常での使い勝手を両立したモデルだ。

画像: 扱いに神経を使うカーボンホイールに比べて、思い切り使い倒すことができるのはメリットが大きい。

扱いに神経を使うカーボンホイールに比べて、思い切り使い倒すことができるのはメリットが大きい。

画像: チュリニは、設定されているアロイホイールの中でもっとも軽量な仕様を装備。

チュリニは、設定されているアロイホイールの中でもっとも軽量な仕様を装備。

F1などで培ったエアロダイナミクスと多くのカーボンパーツの採用による軽量化、引き上げられたハンドリング性能を維持しつつ、ホイールはアロイ(アルミ)ホイール「GT RACE」を装着。気軽に普段遣いができるクルマに仕上げられている。

主要装備は以下のようになる。

【アルピーヌA110 R チュリニ 主要装備】

●ノワール プロフォンM(Aピラー/Cピラー)
●カーボンパック(フロントボンネット/ルーフ/サイドスカート/リアフード/リアディフューザー)
●A110 R専用エアロキット(フロントスプリッター、スワンネックマウントカーボン製リアスポイラー)
●ラディカルシャシー(スプリング、アンチロールバー専用チューニング、アジャスタブルダンパー)
●前輪ブレーキクーリングダクト
●セミスリックタイヤ(ミシュラン パイロットスポーツ カップ2)
●18インチアロイホイールGT RACE(ブラック)
●二重構造デュアルエキゾースト
●SABELT製ブルカーボンモノコックバケットシート
●SABELT製6点式レーシングハーネス
●マイクロファイバー ルーフトリム
(ダッシュボード/センターコンソール/ドアパネル/ステアリング)
●専用プレート(シリアルナンバー付)

初回の受注台数は24台で、購入の申込みは1月12日(金)から1月21日(日)までアルピーヌ正規販売店で受け付けられた。なお、24台の「限定」ではなく、次回販売も予定しており生産が決まり次第、購入申込を受け付けるという。(Webモーターマガジンより再構成)

【アルピーヌ A110R チュリニ 主要諸元】

●全長×全幅×全高:4255×1800×1240mm●ホイールベース:2420mm●車両重量:1100kg●エンジン:直4DOHCターボ●排気量:1798cc●ボア×ストローク:79.7×90.1mm●最高出力:221kW(300ps)/6300rpm●最大トルク:340Nm(34.6kgm)/2400rpm●燃料・タンク容量:プレミアム・45L●トランスミッション:7速DCT●駆動レイアウト:MR●サスペンション フロント:ダブルウイッシュボーン/リア:ダブルウイッシュボーン●ブレーキ フロント:Vディスク/リア:Vディスク●タイヤサイズ フロント:215/40ZR18/リア:245/40R18●車両本体価格1550万円

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