スバルは米国シカゴで開催されている「シカゴオートショー2025」で「新型フォレスター ハイブリッド」を世界初公開した。新型フォレスターは北米市場ですでに2024年4月に導入されているが、今回新たに2.5L水平対向4気筒エンジンにストロングハイブリッドシステムを搭載したモデルが登場した。新型フォレスターは日本では2025年春に発表されると予想されている。
最新の6代目新型フォレスターは北米市場で先行デビュー
1997年にデビューした初代フォレスターは、水平対向エンジンや4WDシステムなど、スバル伝統のメカニズムによって優れた運動性能を実現したクロスオーバーSUV。登場以来、悪路走破性や走りの質感を高めるとともに、先進の安全装備や充実のユーティリティなど使い勝手の良さにとことんこだわりぬき、世代を重ねるごとにクオリティを向上させ進化してきた。
![画像: 日本未発表の新型スバル フォレスターに設定されたストロングハイブリッドモデル。北米市場で先行デビュー。運動性能や安全性能、ユーティリティなど、SUVとしての性能が全方位でグレードアップされている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2025/02/12/616ccdee228ef6477f78bc7b1905e81fff495065_xlarge.jpg)
日本未発表の新型スバル フォレスターに設定されたストロングハイブリッドモデル。北米市場で先行デビュー。運動性能や安全性能、ユーティリティなど、SUVとしての性能が全方位でグレードアップされている。
2024年4月に日本市場よりも先行して北米市場で発表された最新の6代目新型フォレスターは、「どこにでも行ける、どこでも使える」という歴代フォレスターの基本的価値を受け継ぎながら、よりワイドで威風堂々としたエクステリアデザインを新たに採用し、従来以上の力強い存在感をアピールしている。
最新仕様のアクティブトルクスプリットAWDは、制御を改良して駆動力配分の精度をさらに向上させて登場。フルインナーフレーム構造によってボディ剛性を高めるとともに、サスペンション取り付け部の剛性を向上、2ピニオン電動パワーステアリングの採用などによって、動的な質感もブラッシュアップしている。
エクステリアは大ぶりなヘッドライトと大胆な造形の大型グリルが特徴で、従来より好評のダイナミックなデザインテイストを受け継ぎながら、さらに上質な仕上げとしている。