本命ストロングハイブリッドの登場で、いよいよ日本発表か
今回「シカゴオートショー2025」で世界初公開されたフォレスター ハイブリッドは、そんな最新の6代目新型フォレスターに追加設定されたモデル。2024年12月にクロストレックに設定されて話題となっている、状況に応じて動力源であるエンジンとモーターを効率よく使い分けるシリーズ・パラレル方式を採用したストロングハイブリッドモデルだ。
![画像: 新開発の2.5L水平対向エンジンと高出力の駆動用モーターを組み合わせて搭載。状況に応じて動力源であるエンジンとモーターを効率よく使い分ける。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2025/02/12/b0aeea5aeba8080ce3126da776c8b9a1ed1b95fb_xlarge.jpg)
新開発の2.5L水平対向エンジンと高出力の駆動用モーターを組み合わせて搭載。状況に応じて動力源であるエンジンとモーターを効率よく使い分ける。
そのシステムは2.5Lの アトキンソン/ミラー サイクル水平対向エンジンと電動モーターをシンメトリカル全輪駆動とリニアトロニック CVT (無段変速機) と統合した構造で、システム最高出力194psを発揮するとともに、従来のマイルドハイブリッドモデルと比較して燃費を約40%向上させている。
シンメトリカル全輪駆動システムは、前輪と後輪を機械的に結合する機械式AWDを踏襲することであらゆる路面で優れた走行安定性を発揮し、信頼性が高く応答性に優れたパフォーマンスを実現する。
フォレスター ハイブリッドには最新バージョンの先進運転支援機能「アイサイト」が搭載されるのも大きな注目点。従来のバージョンよりもスムーズかつ迅速に、幅広い条件下で作動するほか、後退時自動ブレーキ、車線変更アシストおよび後方横断交通警報を備えたブラインドスポット検出などのアクティブセーフティ機能も追加されている。
またアドバンストアダプティブクルーズ コントロールの使用中にドライバーが警告に反応しなくなった場合、ハザードライトを点灯して車両を安全に停止させ、ドアロックを解除し、スバルコネクテッドサービスにより緊急サービスに電話をかける「緊急停止アシスト」も設定された。
このほか、ワイヤレスApple CarPlay およびAndroid Auto™対応のタブレットスタイルのスバル11.6インチマルチメディアナビゲーションシステム、12.3インチデジタルゲージクラスターが標準装備される。
フォレスター ハイブリッドは北米市場で2025年春から販売を開始、価格は3万4995ドル(約530万円)からと発表されている。日本市場の新型フォレスターの導入時期は明らかになっていないが、2025年3月あるいは4月に発表されると予想されている。
![画像: SUVらしい頑丈さと安心感を漂わせるインテリア。ナビゲーションとAppleマップとの互換性を備えた 12.3インチデジタルゲージクラスターに加え、11.6インチマルチメディアセンターインフォメーションディスプレイを採用する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2025/02/12/c9c76db662acd0c59c35dbca5fa636403c2f4e6a_xlarge.jpg)
SUVらしい頑丈さと安心感を漂わせるインテリア。ナビゲーションとAppleマップとの互換性を備えた 12.3インチデジタルゲージクラスターに加え、11.6インチマルチメディアセンターインフォメーションディスプレイを採用する。