気になるフロントシートは左右でかけ心地が異なる!?
そして注目なのはフロントシート。専用設計のヘッドレスト一体型に見える大きなシートは、サイド部分にはホワイト、座面部分には深いブルーが採用されています。そしてこの座面部分には、クラシックな装いを予感させる千鳥格子が描かれており、落ち着きとクリーンなイメージが織りなす素敵なシートです。
なかでも驚くべきはそのこだわり深く設計されたフロントシート形状です。運転席ではサイドサポートのしっかり取れたホールド性に優れた形状を、一方で助手席は乗降性の優れたカドの取れた優しい形状を採用しています。

プレリュード専用に製作されたシート。運転席と助手席それぞれにサイドサポートの張り出しなどが異なっているのが特徴。
この違いに関して開発者は「ドライバーおひとりで運転されるときは、プレリュードの気持ちの良い走りを存分に味わっていただきたいのですが、一方で大切な方を横に乗せるときは、その方に寄り添ったドライブを支援したい。そこで我々がシート形状を変えることで、ドライバーのみなさんにとっても、助手席に座る方に寄り添ったドライブを楽しんでほしいという想いを込めています。」と語りました。
なるほど、プレリュードとは単なる2ドアスポーツカーにあらず、かつて「デートカー」と呼ばれたように、大切な人と一緒に過ごすスペシャルなモデルであるという思想が感じられました。
プレリュード初のハッチバック形状のトランクは実用性バツグン
そして気になるラゲッジルームですが、これまた実車を見て驚かされました。歴代プレリュードが採用してきたトランク形状から一点、ハッチバックとすることで実用性をより高めていました。

具体的なラゲッジルーム容量は未公開だったが、ハードケース大中サイズ2つ、ゴルフバッグ2つ、サーフボード2つ、ソフトスーツケース2つ、タイヤ4本をそれぞれ積載できる。
具体的にはハッチバックにすることで荷室容量を拡大させたほか、リアシートを倒すことでステーションワゴンのように実用的なラゲッジルームを展開することができるといいます。たとえばゴルフバッグを2つ縦に積載したり、サーフボードを2つ入れたり、長期間用の大きなスーツケースを2つ並べて載せられたり・・・という具合です。
さらに嬉しいことに、タイヤも4つ積載できるということで、その実用性の高さには大変驚かされました。実車をみると驚くのは開口部の大きさと荷室長の長さです。2ドアクーペでこれほど実用的なラゲッジルームを備えるモデルは、非常に稀有な存在といえるでしょう。