LEXUSは2025年4月3日、「レクサスGX550」の販売を正式に開始した。高い走破性と上質な仕立てを両立した本格派のオフロードツアラーとして、新たな移動体験を提供してくれるという。先行販売にはなかった7人乗りの“version L”が設定されるほか、KINTOのサービスも利用できる。

電動パワーステアリングの「質」まで追求

新型GX550では、悪路走破性に秀でたボディオンフレーム構造を採用する一方で、LEXUSにふさわしい上質な走りを実現するための安定性、操安性、快適性や静粛性を全方位が追求されている。

画像: GX用に調整されたGA-Fプラットフォームを採用。サイドレールとクロスメンバーの一部に、板厚や材質が異なる鋼材を適材適所に接合(Tailor Welded Blank)する。強度と剛性を確保しながら大幅な軽量化を実現した。

GX用に調整されたGA-Fプラットフォームを採用。サイドレールとクロスメンバーの一部に、板厚や材質が異なる鋼材を適材適所に接合(Tailor Welded Blank)する。強度と剛性を確保しながら大幅な軽量化を実現した。

画像: 「アクティブノイズコントロール」は、エンジンの回転により発生するこもり音を低減する。室内のオーディオ用スピーカーからこもり音制御音波を出力し、室内の静粛性を確保できる。アクセル開度やトルクに応じて、エンジンサウンドの盛り上がり感を演出するのが「エンジンサウンドエンハンスメント」。室内のオーディオ用スピーカーから、車両の加減速感をより臨場感あふれるサウンドで演出する。

「アクティブノイズコントロール」は、エンジンの回転により発生するこもり音を低減する。室内のオーディオ用スピーカーからこもり音制御音波を出力し、室内の静粛性を確保できる。アクセル開度やトルクに応じて、エンジンサウンドの盛り上がり感を演出するのが「エンジンサウンドエンハンスメント」。室内のオーディオ用スピーカーから、車両の加減速感をより臨場感あふれるサウンドで演出する。

高剛性ボディに合わせてサスペンションジオメトリを最適化。リアリジッドサスペンションと長いホイールアーティキュレーションが生む高い路面追従性とともに、悪路でも優れた車両安定性が確保された。

ロングドライブでのストレスを軽減してくれるのは、クラストップレベルの静粛性と上質な乗り心地だろう。

路面からの不快な情報を抑制する電動パワーステアリングは、軽快ですっきりとした操舵感がポイント。アクセルやブレーキ操作に対するリニアな応答性が、優れたドライバビリティを支える。

こと悪路走破性に関しては、“OVERTRAIL+”に特化された機能に注目したい。レクサス初採用の「E-KDSS」は前後の電動式スタビライザーを独立制御するシステム。路面状況や前後輪それぞれの状況に応じて、より細かくスタビライザーの効果を変化させることで、オンロードの操縦安定性とオフロードの走破性を高次元で両立する。

ちなみに日本に導入される新型GX550のパワートレーンは、3.5L V6ツインターボ(V35A-FTS)のみ(本国では2.4L直4ターボハイブリッドもあり)となっている。

エンジン自体の高出力・強トルクはもちろんだが、発進時を除くほぼ全域でロックアップクラッチを作動させる10速ATのメリットは大きい。ダイレクトなフィーリングと高回転域までの伸びやかなトルク特性を実現することで、ドライバーが意のままに操ることのできる、「力強さ」を提供する。

GXとしては初めてサブスクKINTOのサービスも開始

あらゆる面で、オフロードSUVに本当の意味でのプレミアム性を盛り込んだGX550は、LEXUSブランドの新たな一面を見せてくれることになりそうだ。

画像: ブラックのアウターミラーカバーやアウトサイドドアハンドルなどの専用アイテムを装備した“OVERTAIL+”。別体のセンタープロテクションなど、機能性も追求している。

ブラックのアウターミラーカバーやアウトサイドドアハンドルなどの専用アイテムを装備した“OVERTAIL+”。別体のセンタープロテクションなど、機能性も追求している。

なお日本仕様のラインナップは、7人乗りの“version L”と5人乗りの“OVERTRAIL+”の2タイプで、税込み価格はそれぞれ1270万円/1195万円と発表されている。

なおGXに関しては、サブスクリプションサービスKINTOでも初めて取り扱いが始まっている。

たとえば“OVERTRAIL+”の場合、解約金フリープランで19万2610円(3年契約・最長5年までの再契約が可能/契約時の申込金:104万9840円)。初期費用フリープランなら、月額利用料18万2600円(ボーナス月加算16万5000円)~のコストで、利用することができる・

レクサスGX550“version L”(“OVERTRAIL+”)主要諸元

●全長×全幅×全高:4960(4970)×1980(2000)×1920(1925)mm
●ホイールベース:2850mm
●乗車定員:7人(5人)
●パワートレーン:3.5L V6ツインターボ
●最高出力:260kW(353ps)/4800-5200rpm
●最大トルク:650Nm(66.3kgm)/2000-3,600rpm
●WLTCモード燃費:8.1(8.1)km/L
●駆動方式:フルタイム4WD
●タイヤサイズ:265/50R22(265/65R18)
●車両重量:2510(2480)kg
●価格(税込):12,700,000円(11,950,000円)

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