中団では接触やトラブルも相次いだ GT300クラス

上位勢は順当なスタートを切った300クラス。その後方では1台のフェラーリが猛烈な追い上げを見せる。
GT300クラスは、777号車D'station Vantage GT3がポールポジションを獲得。初日から速さを見せていた61号車SUBARU BRZ R&D SPORTが2番手、7号車CARGUY FERRARI 296 GT3が3番手に並んだ。

予選から好調の777号車は61号車の先行を許すことなくトップを走行。
レースがスタートすると、777号車が61号車を抑えてトップをキープ。上位勢に大きな動きはなかったが、後方から6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIが猛烈な追い上げを見せ、毎周ポジションを上げていった。

予選はトラブルで下位に沈んだ6号車だったが、決勝では序盤から果敢に攻めていく。
予選27番手からスタートした6号車は、10周ほどでトップ10に浮上。中団では接触やトラブルも相次ぎ、666号車seven × seven PORSCHE GT3Rがスピン、0号車VENTENY Lamborghini GT3はタイヤトラブルによりリタイア。52号車Green Brave GR Supra GTは接触によりリヤウイングが破損し、ガレージに戻ることとなった。
レース開始から30分後、62号車HELM MOTORSPORTS GT-RがTGRコーナーのブレーキングで87号車METALIVE S Lamborghini GT3と接触。このアクシデントでFCY(フルコースイエロー)が導入される。このタイミングでピットに入った45号車PONOS FERRARIと65号車LEON PYRAMID AMGは、タイムロスを抑えて1回目のピットストップを完了させた。

FCYのタイミングでピットインしトップに躍り出た、45号車 PONOS FERRARI。
1時間が過ぎ、各車が1回目のピットストップを終えると、トップの777号車は45号車と61号車の後方暫定3番手に。その後ろに61号車、5号車マッハ車検 エアバスター MC86、7号車、大幅にポジションを上げた6号車が続く。