2025年4月15日に発売された、アウディの新型Q6 e-tron。ポルシェと共同開発した新世代プラットフォーム「PPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)」を採用し、走り・航続距離・居住性のすべてを刷新。日常使いはもちろん、長距離ドライブや「移動中の体験」までも変えてしまうBEVの理想形とも言えるプレミアムモデルがついに登場した。

見た目も中身もちゃんとアウディ

画像: ダッシュボード上に広がったMMIパノラマディスプレイ(中央)とMMIパッセンジャーディスプレイ(左)で構成されたインパネ。アウディのプレミアムBEVに相応しい上質感もありつつ、先進機能も満載だ。

ダッシュボード上に広がったMMIパノラマディスプレイ(中央)とMMIパッセンジャーディスプレイ(左)で構成されたインパネ。アウディのプレミアムBEVに相応しい上質感もありつつ、先進機能も満載だ。

冒頭からまず驚かされたのが、エクステリアの完成度だ。スリムになったシングルフレームグリルに加え、マトリクスLEDによる新しいデイタイムシグネチャーが与えるワイド感。

そして、リアにはデジタルOLEDを用いた先進的なテールライトが備わり、視覚的な印象はこれぞ次世代アウディと呼ぶに相応しい仕上がりだ。

走り出してまず感じたのは、車体の一体感。2.4トンの車両重量をまったく感じさせない滑らかな加速と、ピタッと収まるコーナリング性能。後輪寄りの重量配分や前後異径タイヤサイズ(前235/65R18、後255/60R18)も効いているのだろう。アクセルペダルを踏み込んだときのトラクションの掛かり方は、これまでのBEVのSUVにはなかった感触だ。

足まわりはダンピングを効かせたやや硬めのセッティングで、段差では上下動を感じるものの、速度域が上がればサスペンションのキャパシティが光る。高速域でも、ずっと安心していられる。

街中ではBEVらしい静粛性が味わえる。パワートレーンの存在を忘れるほどスムーズな発進と停止。回生ブレーキはパドル操作で2段階に調整可能で、Bレンジに入れるとワンペダル感覚の運転も可能となる。ただし、減速時の姿勢変化が大きめなので、好みによっては気になるかもしれない。

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