アストンマーティン DBSスーパーレッジェーラ(ASTON MARTIN DBS SUPERLEGGERA:2018〜2024)
アストンマーティンはDB11と新型ヴァンテージに続くセカンドセンチュリープランの第3弾として、2018年に「DBSスーパーレッジェーラ」を発表した。DBSという名称は過去に2度ほどアストンマーティンの高性能モデルに採用されたもので、スーパーレッジェーラとはイタリア語で「超軽量」を意味し、またイタリアのコーチビルダーであるトゥーリングが先鞭をつけた革新的なアルミ軽量車体技術へのオマージュでもある。

DB11よりパワーアップされた5.2LのV12ツインターボにより、最高速は約340km/h、0→100km/h加速は3.4秒を誇る。
2020年当時のアストンマーティン車ラインナップは、GT/スポーツ/スーパーGTの3つで構成され、DB11はGTに相当し、ヴァンテージはスポーツに、そしてDBSスーパーレッジェーラはDB11の高性能版としてスーパーGTに相当した。それまでのヴァンキッシュSの後継モデルにあたる。
すでにDB11で採用されていたアルミニウム製のシャシを活かしつつ、さらにルーフやボンネットフードをカーボンファイバー製に、ドアもアルミニウム製にするなどによりDB11よりも70kgの軽量化を果たした。DB11をベースにしているが、よりアグレッシブで筋肉質なスタイルだ。DB11で採用した、エアロパーツを使わずにボディ内に空気を流してダウンフォースを得る空力コンセプトを進化させ、最高速時のダウンフォースは180kgに達する。

長いボンネットの下には、DB11のものよりパワーアップされた5.2LのV12ツインターボエンジンが収められる。
自社開発の5.2L V12 DOHCツインターボはDB11よりも最高出力は117psもアップされて725ps、最大トルクも200Nmアップされて900Nmを発生。DB11同様の8速ATをリアに搭載したトランスアクスル式FRで、最高速は約340km/h、0→100km/h加速は3.4秒というハイパフォーマンスを発揮する。
そんなハイパワーながらGT的な走りも可能で、FRゆえ+2以上のリアシートやラゲッジスペースも確保されている。ソフトなレザーとアルカンターラで仕上げられたインテリアは、アストンマーティンらしい高品質なもので、タイヤ空気圧モニタリングシステムやパーキングディスタンス ディスプレイ付き360度カメラなど、快適装備も充実している。
発表当時の日本での価格は3434万0233円。2019年にはオープンモデルのヴォランテも設定された。

2019年4月に追加設定されたオープンモデルのヴォランテ。リアフェンダーは専用のデザインでクーペとは差別化されている。
アストンマーティン DBSスーパーレッジェーラ 主要諸元
●全長×全幅×全高:4712×1968×1280mm
●ホイールベース:2805mm
●車両重量:1693kg
●エンジン種類:60度V12 DOHCツインターボ
●総排気量:5204cc
●エンジン最高出力:725ps/6500rpm
●エンジン最大トルク:900Nm/1800-5000rpm
●燃料・タンク容量:無鉛プレミアム・78L
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:トランスアクスル式FR
●タイヤサイズ:前265/35R21、後305/30R21




