【試乗】アウディQ7が6L V12ディーゼルを搭載したのには、ある狙いがあった【10年ひと昔の新車】
2008年、欧州では6L V12ディーゼルが搭載されたアウディQ7が大きな話題となっていた。ライバルがハイパーSUVに高性能ガソリンエンジンを投入する中、アウディは大トルクのディーゼルエンジンを選択、ハイエンドSUV市場に強烈なインパクトを与えていた。Motor Magazine誌では欧州取材の際に、このモンスターSUVに試乗する機会を得ている。ここではその時の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2008年12月号より)