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【1969年日本グランプリの記憶 ④】ポルシェの最新鋭マシン「917」のワークス体制での参戦に騒然
1968年と1969年の日本グランプリで、プライベートレーシングチームの草分けとして日産、トヨタのワークスチームと渡り合い、ビッグマシンの時代を演出したのが滝進太郎率いるタキ・レーシング・オーガニゼーションである。とくに1969年日本グランプリでは同年の世界メイクス選手権を初制覇したばかりのポルシェワークスと提携、選手権獲得の主戦だった908と最新鋭マシンの917を参戦させて日産/トヨタ陣営を震撼させた。(写真は14号車ポルシェ917。ワークスマシンと呼んでいい体制だった)