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【真夏のスーパーカー特集15】マセラティ メラクはV6エンジン搭載で2+2を実現
1968年にフランスのシトロエン傘下となったマセラティは、70年代に入ると2台のミッドシップスポーツカーを相次いで発表した。それがボーラ(1971年)とメラク(1972年)である。この2車はボディ構造やボディパネルなど多くを共用したが、後発でありボーラの弟分でもあるメラクには独自の構造も採用されていた。
シトロエンの技術を随所に採用
1968年に経営難からシトロエン傘下となったマセラティだが、実は当時のシトロエン自体も決して経営状態は良くなかった。そんな状況であったから、マセラティを傘下に収めると、自社技術の有効活用のため、すぐさま積極的に関与するようになる。
そのひとつが、V6エンジン...