ついに登場した、日本メーカー初の本格的市販スーパーカー
多くのクルマファンが待ち望んでいた、本格的に市販された日本初のスーパーカーは、1990年に発売された初代ホンダ NSXということになるだろう。
市販車としては世界初のオールアルミ製モノコックボディを採用していたことも画期的だった。サスペンションは4輪ダブルウイッシュボーンだが、こちらも構造部品の多くにアルミニウムを使い、徹底的な軽量化を図っている。
エンジンは、もちろんミッドシップ搭載。C30A型の3L V6DOHCを横置きし、トランスミッションもクランクシャフトと同軸のジアコーザ式となっていた。
エンジンは97年のマイナーチェンジで3.2Lにアップし、最終型ではヘッドランプは固定式となった。タイプRなどの派生モデルもラインアップされ、2006年まで販売された。
(解説:飯嶋洋治)

初期型はブラックルーフにリトラクタブルヘッドランプを採用していた。
■ホンダNSX 主要諸元(1990年デビュー時)
●全長×全幅×全高:4430×1810×1170mm
●ホイールベース:2530mm
●重量:1350kg
●エンジン型式・種類・排気量:C30A・V6 DOHC・2977cc
●最高出力:230ps/7300rpm
●最大トルク:30.0kgm/5400rpm
●燃料・タンク容量:プレミアム・70L
●トランスミッション:5速MT/4速AT
●タイヤサイズ(前・後):205/50ZR15・225/50ZR16

ロングテールのリアビューが独特だった。デビュー時はバブル景気で、納車まで3年待ち!などという話も聞かれた。

コクピットは外観に比べるとオーソドックス。スピードメーターも国内仕様は180km/hスケール。

3LのV6エンジンはVTEC機構も備え、当時の自主規制値だった280psと30kgmを発生した。