2020年11月5日に2度目のマイナーチェンジを受けたレクサスのスポーティセダンであるIS。現行型は2013年に発表され、2016年のマイナーチェンジで、シャシなどに大幅な改良が加えられている。今回、2度目となるマイナーチェンジでは、エクステリアやボディ剛性のアップといった改良が行われている。その概要を解説するとともにIS300h FスポーツとIS350 Fスポーツの試乗記をお届けしよう。

2度目のマイナーチェンジではパワートレーン以外はブランニューに近い

2020年11月5日、レクサス ISがマイナーチェンジを実施した。同車は1999年の初代以降、「走る楽しさ」を前面に押し出してきたモデルで、現行モデルは2013年に登場した3代目に当たる。すでに2016年に一度マイナーチェンジを受けており、これで2度目のマイナーチェンジとなる。

今回のISの開発では、2019年、豊田市に建設されたトヨタ テクニカル センター 下山(下山テストコース)をはじめ、厳しい環境で走行試験を重ねてきたということで、走り好きにも大いに期待が持てるモデルとなっている。

画像: リアビューもクラウチングスタイルを強調するように迫力を増した。「寄絞り工法」でリアラゲッジ部のキャラクターラインをシャープなものとしている(IS350Fスポーツ)

リアビューもクラウチングスタイルを強調するように迫力を増した。「寄絞り工法」でリアラゲッジ部のキャラクターラインをシャープなものとしている(IS350Fスポーツ)

グレード展開はIS350、IS300、IS300hに大きく分けられ、従来どおり標準仕様とバージョンL、Fスポーツの三段構成となる。基本はFRだが、IS300hには4WD仕様も設定される。またIS350はFスポーツのみの設定となった。

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