ホンダは2024年4月25日、人気のコンパクトSUV「ヴェゼル」のマイナーチェンジを発表しました。そこで今回はこれまでと比べて「何が変わったのか」を主に3つのポイントに分けてご紹介していきます。

主な改良ポイントは3つ!試乗は次のお楽しみ

ホンダのSUVといえば、近ごろ登場した「WR-V」が話題に新しいですが、2021年に登場した2代目ヴェゼルも3年の時を経てついにマイナーチェンジが実施されました。

変更点の主なトピックは「スタイリングの小変更」「インテリアの使い勝手向上」「新グレードの追加による構成の変化」の3つです。

実はそれ以外にも、搭載されるパワートレーンのなかで「e:HEV」のFFモデルに手が加えられているようですが、今回は試乗することができなかったため、こちらは続報をお待ちください。

変更点①「スタイリングの小変更」

まずマイナーチェンジで変更が加えられたのはエクステリアデザインです。といっても、パッと見るとあまり変わっていません。が、実車を目の当たりにすると明確に変わっていることに気がつきます。それはフロントグリルと、その周辺のボディ形状です。

画像: 新型ヴェゼルのボディサイズは全長4340×全幅1790×全高1590mm。(16インチタイヤ装着車は全高1580mm)

新型ヴェゼルのボディサイズは全長4340×全幅1790×全高1590mm。(16インチタイヤ装着車は全高1580mm)

画像: こちらは従来型ヴェゼル。フロントグリルの形状およびバンパーの造形が大きく見直されたことがわかる。

こちらは従来型ヴェゼル。フロントグリルの形状およびバンパーの造形が大きく見直されたことがわかる。

従来のモデルと同様、フロントグリルはボディカラー同色のユニークなものですが、グリルの大きさが拡大しています。より四角く直角的なフロントマスクとなり、先に登場したWR-Vに似たワイドな雰囲気になりました。合わせてボディパネルの形状も改められ、抑揚が控えられたことでワイド感に加えてクリーンな印象も強まったように思えます。

また、フロントライトには新たに「アダプティブドライビングビーム」が採用され、ハイビーム点灯時に対向車のみを避けて照射することができるようになったのもポイントです。

リアに目を向けると、テールランプのデザインが大きく変わりました。フルLED化された新型のリアコンビランプは2本の水平基調のラインが特徴的で、フロントデザインとの調和性が高まったように感じます。フルLED化により、リアのウインカーバルブもLEDになったことは朗報ですね。

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