2024年10月10日販売がスタートした使えるBEV「ホンダ N-VAN e:」に初試乗。室内のゆとりも含めたビジネスユースとレジャーシーンの利便性はガソリンモデルと同等ながら、走りのゆとりに関しては、大幅なグレードアップを果たしていました。(文:神原 久 Webモーターマガジン、写真:平野 陽)

BEV化でさらに広がる「働くクルマ」の世界観

広さと使い勝手の良さを磨きぬいた商用バンは、レジャーユースも大得意。たとえば2018年7月に発売された「ホンダN-VAN」は、軽クラスのコマーシャルバンの世界観を一気に広げてくれた存在ではないでしょうか。

画像: 2023年からヤマト運輸とタッグを組んでN-VAN e:の実証実験を実施。そこで得られたさまざまな意見を参考に、トルク特性の最適化を図っている。

2023年からヤマト運輸とタッグを組んでN-VAN e:の実証実験を実施。そこで得られたさまざまな意見を参考に、トルク特性の最適化を図っている。

スーパーハイト系ワゴンであるN-BOXのプラットフォームを受け継ぐことで広く扱いやすい積載スペースを備えるとともに、ホンダ独創のセンタータンクレイアウトを活かして低床化を徹底。数値上の広さに、上下方向のさらなるゆとりというプラスアルファを実現しました。

同時に、便利に使いこなせる創意工夫も満載。後席&助手席ダイブダウンシートによる全域フラットな空間は、軽商用バン初となる助手席側センターピラーレス仕様と相まって、仕事の効率を高めてくれるだけでなくレジャーシーンでの使い勝手でも秀でた才能を発揮しています。

安全運転支援のメカニズムでも、最先端。ホンダの軽商用バンとしては初めてのHonda SENSING(ホンダ センシング)を装備するなど、安心感という意味での才能も磨かれていました。

2024年10月10日から発売がスタートした「N~VAN e:(エヌバン イー)」は、そんなN-VANの美味しいところをギュギュっと「濃縮」。同時に、フルバッテリーEVとしてのメリットを最大限生かして「一歩先を行く」ことに成功したようです。

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