2025年9月1日に発売したMotor Magazine11月号の特集は「ザ・スーパーカー」。ド直球すぎるタイトルだが、いま再び、スーパーカーに焦点を当てる。今回はその中からPart1 ランボルギーニ編に登場したテメラリオの試乗記を紹介する。(撮影:永元秀和/アウトモビリ・ランボルギーニ S.p.A)

「新世代のランボルギーニ」は令和を代表するスーパーカーに、なる

画像: 走りの楽しさは「現行ランボルギーニイチ」と言っても過言ではない。このクルマのエンジンを10000rpmまで回すことができるオーナーに嫉妬する。

走りの楽しさは「現行ランボルギーニイチ」と言っても過言ではない。このクルマのエンジンを10000rpmまで回すことができるオーナーに嫉妬する。

プログラムにはさらなるお楽しみも用意されていた。ひとつはドリフト体験。スポーツモード&ドリフトモードに設定し、サーキット内の1コーナーでトライ。初回こそ綺麗に決まったが、2本目以降はスピン・・・それでもハンドルとアクセルペダルで容易に向きを変えられるコントローラブルさ、ドライブモードで性格が明快に変わる柔軟性を確信した。

もうひとつはローンチコントロールによる発進加速。コルサモードで左足ブレーキ、ハンドル左上のフラッグマークを押す。ニュートラルでアクセルペダル全開、回転が高まり、ブレーキペダルをリリースした瞬間にロケットスタート。エストリルのメインストレートで停止から260km/h付近まで一気に伸びる。周回走行以上に、パワートレーンのリニアさと純粋なパワーを濃密に味わえた。

忘れてはならないのが高音域のV8サウンドだ。走行中はヘルメット越しで楽しむ余裕がなかったが、他メディアの全開走行時にサーキットに響く、レーシングカー然としたハイトーンは、快感。

「音」で言えば、オーディオも刷新された。イタリアのハンドクラフトブランド、ソナス・ファベール製サウンドシステムを選べる。これもEV走行が可能なテメラリオならではの楽しみか。時に静かに流し、極上の音楽に身を委ねるという『もうひとつの非日常』が味わえるのだ。

現実と非現実を自在に行き来させる、まさに夢のクルマ、すなわちスーパーカー。新世代のランボルギーニ、そして令和のスーパーカーの実力を、確かに垣間見ることができた。

今月はこの他にもアストンマーティン DB12、ベントレー コンチネンタル GTスピード、マクラーレン750S&GTSなどの最新モデルの試乗記から、フェラーリ、マセラティほかスーパーカーブランドが勢揃い。さらじ大特集の後半では1970年代の「スーパーカーブーム」に焦点を当てた特別企画「スーパーカークロニクル」も展開。あわせて、ぜひ御覧ください!

テメラリオ主要諸元

全長:4706m
全幅:1996mm
全高:1201mm
ホイールベース:2658mm
エンジン:4L V8 DOHCツインターボ+モーター
駆動方式:4WD
トランスミッション:8速DCT
乗車定員:2名
0→100km/h加速:2.7秒
最高速度:343km/h

画像: Motor Magazine11月号の大特集「ザ・スーパーカー」。各ブランド最新モデルの試乗記や解説、さらにはランボルギーニGIROやモントレーカーウィークなどのイベントレポートを掲載。後半には特別企画として、懐かしい1970年代の「スーパーカーブーム」の名車たちとその記事を再掲載。(撮影:永元秀和)

Motor Magazine11月号の大特集「ザ・スーパーカー」。各ブランド最新モデルの試乗記や解説、さらにはランボルギーニGIROやモントレーカーウィークなどのイベントレポートを掲載。後半には特別企画として、懐かしい1970年代の「スーパーカーブーム」の名車たちとその記事を再掲載。(撮影:永元秀和)

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