2025年、日本導入50周年を迎えたフォルクスワーゲン ゴルフ。Motor Magazine誌では、この記念すべき節目の年にゴルフ各モデルの実力を多角的に検証するマンスリーレポート企画をスタート。その第3弾は、ヴァリアントのR、eTSIアクティブに続き、ハッチバックの「eTSIスタイル」へバトンタッチ。(Motor Magazine 2025年8月号を再構成 撮影:永元秀和)

第3回はハッチバックの「eTSIスタイル」

画像: 150ps仕様のMHEVエンジンと4リンク式リアサスペンションを備え、スポーティな乗り味と快適性を両立する「eTSIスタイル」。コンパクトなサイズによる取りまわしの良さや、最新インフォテインメントの使いやすさなど、日常と走りを高次元で両立する「ちょうどいいゴルフ」だった。

150ps仕様のMHEVエンジンと4リンク式リアサスペンションを備え、スポーティな乗り味と快適性を両立する「eTSIスタイル」。コンパクトなサイズによる取りまわしの良さや、最新インフォテインメントの使いやすさなど、日常と走りを高次元で両立する「ちょうどいいゴルフ」だった。

これまで、ゴルフヴァリアントの「R」と「eTSIアクティブ」を取り上げてきた本企画。第3回となる今回は、ハッチバックの「eTSI スタイル」に試乗した。現行ゴルフのラインナップは、ハッチバックもヴァリアントも搭載するパワートレーンによって1.5L直列4気筒ターボ+MHEV(2種類あり)のeTSI系と2Lの直列4気筒ディーゼルターボのTDI系で分かれ、それぞれ装備や見た目の違う、アクティブ(ベーシック/アドバンス)、スタイル、Rラインの3つのタイプを用意する。

eTSIスタイルは、eTSIアクティブと同じ1.5L直列4気筒ターボ+MHEVながら、150psの高出力仕様を搭載。さらに17インチホイール、4リンク式リアサスペンション、マイクロフリースの専用シートなど、より上質かつスポーティな仕立てとなっている。

ヴァリアントとハッチバックの違いをあらためて説明すると、ボディサイズはヴァリアントが全長4640×全幅1790×全高1485mmに対して、ハッチバックは4295×1790×1475mmで全長差が345mmある。その差はホイールベースで50mm、残りの295mmは後のオーバーハングによるものだ。

そのためヴァリアントから乗り換えると、まるで別のクルマのような軽快さ。全長が約35cm短くなったことで取り回しは格段に向上。キビキビとしたハンドリングに、「Cセグメントの王者」としての資質が随所に感じられる。

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