新型フォルクスワーゲン ゴルフ(8.5)。ついに日本の道を走る時が来た。デザインやインフォテインメントの刷新もさることながら、肝心の走りにおいて、これぞゴルフ、と呼べる剛健さを見せてくれた。(Motor Magazine 2025年4月号より/文:島下泰久)

話題を呼んだゴルフ8。8.5は「らしさ」を追求

ドイツからの報告と重なる部分も多々あるが、まずはそんな新型ゴルフの変更点をチェックしていこう。外観は前後のライト類やバンパーの形状といったマイナーチェンジの定番的な変更が加えられている。シグネチャーランプはグリルまで連なるLEDバーとなり、バンパー開口部が小さくなったこともあって、顔つきは全体にスッキリとした印象である。

そして「VW」マークのイルミネーション。こちらはeTSIスタイル以上に標準装備、eTSIアクティブにはオプションとされた。ギラギラと主張するのではなく、輪郭を程良く際立たせるこれは、らしさを崩すことなくプレミアム感を付与するもので、私としてはとても気に入っている点だ。

リアについては変更点はさらに少ない。LEDテールランプは全車に備わるが、ダイナミックターンインジケーターは上級グレードだけの装備となる。

画像: ゴルフ eTSI アクティブ。テールライトのデザインを刷新、先進性を高めた印象。ゴルフらしいシンプルなリアデザインは継承される。

ゴルフ eTSI アクティブ。テールライトのデザインを刷新、先進性を高めた印象。ゴルフらしいシンプルなリアデザインは継承される。

やはり見どころはインテリアだろう。ダッシュボード中央に位置するのは新設定のインフォテインメントシステム「Discover」の12.9インチタッチスクリーン。今どきは、こうした大画面をダッシュボードに一体化させているクルマが多いが、マイナーチェンジということもあり、こうして存在感ある置き方とされている。

画像: ゴルフ eTSI アクティブ。12.9インチの大型センターディスプレイを採用した最新インフォテインメントシステムを搭載。音声操作の進化やエアコンの温度操作や音量調整を行うタッチスライダーにバックライトが追加されるなど、使い勝手も向上。

ゴルフ eTSI アクティブ。12.9インチの大型センターディスプレイを採用した最新インフォテインメントシステムを搭載。音声操作の進化やエアコンの温度操作や音量調整を行うタッチスライダーにバックライトが追加されるなど、使い勝手も向上。

表示は3層に分かれていて、一番上にはナビゲーション、車両設定、運転支援システムといった各機能の呼び出しボタン、中央にはメインのコンテンツ、そして最下層にはエアコンのオン/オフやホームボタンなどが置かれる。それぞれの表示は十分わかりやすく、操作レスポンスも良い。目新しいもの、凝ったことは特にないのだが、そのぶん明快で操作に迷うこともなさそうだ。

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