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マクラーレンMP4-12Cは誰もがその性能を使って“楽しめる”ミッドシップスーパーカーだった【10年ひと昔の新車】
2011年2月、生産開始が目前と迫っていたマクラーレンMP4-12Cのプロトタイプ国際試乗会がポルトガルで行われた。2010年3月に発表されたMP4-12Cは世界的に大きな反響を呼び、初年度2011年の生産予定台数1000台を大きく上回るオーダーがすでに入っていた。生産が開始される前から大人気となっていたわけだが、今回はこのプロダクション・プロトタイプの国際試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2011年4月号より)
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マクラーレンが新しいアルティメットスーパーカー「W1」を世界初公開、1275psのプラグインハイブリッド
2024年10月6日(現地時間)、マクラーレン・オートモーティブは本社のマクラーレン・テクノロジー・センターで新たなスーパースポーツカー「マクラーレンW1」を世界初公開した。「F1」「P1」の後継となる、新しい時代のマクラーレン アルティメットモデルに位置づけられる。「P1」が「ポジション1」を示していたように、「W1」は「ワールド1」つまり世界チャンピオンを示している。ワールドプレミアが行われた2024年10月6日は、ちょうどエマーソン・フィッティパルディとマクラーレンがF1のドライバーとコンストラクターズワールドチャンピオンシップを獲得してから50年にあたる。
システム最高出力はなん...
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F1第18戦、ノリスが今季3勝目、フェルスタッペンは2位、6月以来勝利なし【シンガポールGP 決勝】
2024年9月25日(現地時間)、F1世界選手権権第18戦シンガポールGP決勝がマリーナベイ市街地サーキットで開催され、マクラーレンのランド・ノリスが優勝。2位にはレッドブルのマックス・フェルスタッペン、3位にはマクラーレンのオスカー・ピアストリが入った。8番グリッドからスタートしたRBの角田裕毅はスタートでの出遅れもあり12位に終わった。
ランド・ノリスがあっさりとポール・トゥ・ウイン
終わってみればその差は約21秒の大差。ポールポジションからスタートしたノリスが、この春まで絶対的な強さを誇ってきたレッドブルとフェルスタッペンを文字どおり赤子の手をひねるかの如くねじ伏せた。
市街地コー...
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F1第17戦、逆転でピアストリが今季2勝目、フェルスタッペンはふるわず5位【アゼルバイジャンGP 決勝】
2024年9月15日(現地時間)、F1世界選手権第17戦アゼルバイジャンGP決勝が首都バクーの市街地コースで行われ、マクラーレンのオスカー・ピアストリが優勝。2位にはフェラーリのシャルル・ルクレール、3位にはメルセデスのジョージ・ラッセルが入った。レッドブルのマックス・フェルスタッペンは優勝争いにからめないまま5位。RBの角田裕毅は1周目の接触でマシンにダメージを負った影響でリタイアとなった。
鮮やかオーバーテイクでルクレールを下したピアストリが逆転勝利
前戦イタリアGPではフェラーリとルクレールの1ストップ戦略の前に痛恨の敗北を喫したピアストリが、見事なリベンジ勝利を果たした。
レース...