【ヒットの法則44】3代目グランドチェロキーは欧州プレミアムSUVをターゲットに激進化
2005年に登場した3代目ジープ・グランドチェロキーは驚くべき進化を遂げていた。ラダーフレームをやめ、フロントサスペンションを独立懸架とし、ESPやアンチロールシステムを採用。それまでのジープのイメージを覆し、本格的な高級SUVへと舵を切ったモデルでもあった。ここでは2005年に開催された国際試乗会の模様を振り返るが、それはアメリカではなく、イタリアで行われたという点も興味深い。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2005年7月号より)