すべてがアヴァンギャルド「プジョー408ハイブリッドGT」── 清水和夫
![画像: 2023年一番印象の残った1台:プジョー 408。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/01/28/13e9cd4ec021f1969d441522b203b23aecbe54df_xlarge.jpg)
2023年一番印象の残った1台:プジョー 408。
2023年はPHEVの元年であったかもしれない。そこでPHEVの中から、デザインセンスのよさでプジョー408ハイブリッドGTをベストピックとしたい。
そのコンセプトはフランス流に言えば、アバンギャルドである。スペック的にはバッテリーを低い位置に搭載するので低重心、さらにフロント荷重57%とFF車としてはハンドリングが素晴らしく優れている。
電子制御ダンパーも功を奏し、1.7トンのクルマとは思えないほどスポーティでGTというネーミングにふさわしい走りだ。
清水和夫が2024年に期待する1台「フェラーリ プロサングエ」
![画像: 2024年に期待する1台:フェラーリ プロサングエ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/01/28/1378c184c7a3663e476bac68e086c15089179b18_xlarge.jpg)
2024年に期待する1台:フェラーリ プロサングエ。
24年にもっとも乗りたいのはフェラーリのプロサングエだ。注目するのはモーターを使ったサスペンションにある。
通常はコーナーリングでイン側のサスペンションは伸びる方向にストロークするが、サスペンションに取り付けられたモーターで伸び側を制御し、アウト側だけが沈み込む理想的なロールモードを実現している。
電動技術を使った完璧なアクティブサスペンションなのだ。自動車技術に一石を投じる技術革新ではないだろうか。
長距離ドライブでその快適さに感動「ルノー カングー」── 竹岡 圭
![画像: 2023年一番印象の残った1台:ルノー カングー。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/01/28/114ff76346048f451960757344c6961548c07928_xlarge.jpg)
2023年一番印象の残った1台:ルノー カングー。
ル ノー カングーで遠出したのが、いい思い出として印象深かったですね。思えば14年前も日本一周した気がするんですけど(笑)、その時と比べると格段にラクでした。
静粛性もグンと高まって、ADASも現行ルノーモデルの中ではピカイチなほど使えて、14年の時の隔たりをシミジミと感じたりして。
でもまったく変わらずよかったのは、シートの座り心地です。腰痛持ちの私でも、全席で腰が痛くなることもなく、1000km以上走れちゃうことに感動しきりでした。そして何より、みんなでワイワイ楽しめる性能。いい意味でこれが踏襲されていたのが本当によかったです。
竹岡 圭が2024年に期待する1台「ヒョンデ アイオニック 5 N」
![画像2: 2024年に期待する1台:ヒョンデ アイオニック 5 N。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/01/28/8b62fa5a2959e9854619883f577c3dece3630b3c_xlarge.jpg)
2024年に期待する1台:ヒョンデ アイオニック 5 N。
24年楽しみなのは、ヒョンデ IONIQ 5 N。ヒョンデのハイスポーツブランドのNモデルは、グッドウッドフェスティバルでのIONIQ 5 Nドリフトスペックの走行を見る限り、メチャクチャ速そうでワクワクしそうなこと間違いナシ。
EVの多様性をどのように具現化したのか、早く体験したいな~と思っています。