ドイツ発のワゴンたちがこれほど世界的に定着した所以のひとつに、この2台の存在は決して小さくないだろう。ブランドの“らしさ”を追求し続けてきたからこそ、見い出せる魅力がそこには必ずある。今回はそんな思いで、2台を連れ出してみることにした。(MotorMagazine2024年10月号より再構成/文:河村康彦/写真:永元秀和)

試乗モデル概説:BMW 320d xDrive ツーリング Mスポーツ

2022年に大幅改良が施された現行3シリーズ。エクステリア・デザインは、最新のBMWデザイン言語により、印象的なアップデートが行なわれたほか、高性能3眼カメラ&レーダーなどがサポートする最先端運転支援システム、最新世代の安全機能を標準で装備しています。

画像: ランフラットタイヤを標準装備。日本での使用では、乗り心地に影響あり。

ランフラットタイヤを標準装備。日本での使用では、乗り心地に影響あり。

画像: BMWのステーションワゴンでおなじみ(だった)開閉可能なリアガラスハッチは3シリーズの特徴。

BMWのステーションワゴンでおなじみ(だった)開閉可能なリアガラスハッチは3シリーズの特徴。

画像: BMW 320d ツーリング。FRベースのため荷室内の張り出しは大きいものの、通常時500L、最大1510Lのトランク容量を確保しています。2列目シートの足もとはセンタートンネルが張り出すが、座り心地やレッグルームのスペースは十分以上。

BMW 320d ツーリング。FRベースのため荷室内の張り出しは大きいものの、通常時500L、最大1510Lのトランク容量を確保しています。2列目シートの足もとはセンタートンネルが張り出すが、座り心地やレッグルームのスペースは十分以上。

高速道路での渋滞時においては、運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を採用。一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行を可能とすることで、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与することができます。

欧州市場向けには2024年5月に、さらなるアップデート版が発売されています。日本市場向けにも、ほどなくリリースが開始される予定です。

BMW 320d xドライブ ツーリング Mスポーツ 主要諸元

●全長×全幅×全高:4720×1825×1455mm
●ホイールベース:2850mm
●車両重量:1740kg
●エンジン:直4 DOHCディーゼル ツインターボ
●総排気量:1995cc
●最高出力:140kW(190ps)/4000rpm
●最大トルク:400Nm/1750-2500rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●WLTCモード燃費:15.5km/L
●車両価格(税込):764万円

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