【マツダ100周年記念②】次期RX-7になるはずだった、幻のコンセプトカーRX-01同乗試乗記
1995年の東京モーターショーで公開されたコンセプトカー「RX-01」は、来たるべき時代を見据えた究極のロータリーパッケージだった。だが、さまざまな障害が発生した結果、残念ながらお倉入りしてしまった。このクルマこそFD3Sに続く次期RX-7になるはずだった。マツダの開発陣はそう考えていたに違いない。ショー閉幕直後に広島・三次テストコースでごく少数の媒体を招いて開催された同乗試乗会の記憶を紐解く。<ホリデーオート誌1996年1月26日号より>