【くるま問答】キャブレター搭載車はなぜ消えたのか。1980年代まで主流だった自動車技術【昭和のクルマ編】
昭和の時代に生まれて注目を浴び、そしていつしか忘れ去られていった自動車のシステムたち。そんな技術たちを紹介していこう。第1回目はキャブレターの話。1980年代までは主流だったものの、いまやその役割は電子制御のフューエルインジェクションに取って代わられている。しかし、現在でもその整備性やアナログ感、見た目などから愛好家も多い。そんなキャブレターにスポットライトをあてる。モーターマガジン社が発行するムック「国産名車 昭和を駆け抜けた日本のスポーツカー」の副読本的に、そんなクルマ用語についてをお届けしよう。