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ポルシェが2023年からLMDhプロトタイプで再びル・マン24時間レースに参戦へ、トヨタに強敵出現!【モータースポーツ】
2020年12月16日、ポルシェはLMDh規定のレーシングカーを開発して2023年からプロトタイプカーレースに復帰することを明らかにした。IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のトップカテゴリーであるLMDhは、ACOとIMSAとのコラボレーションにより、IMSAのトップカテゴリーだけでなく、WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスにおいて、ル・マン・ハイパーカー(LMH)規定のマシンとも戦うことができる。LMDhは2023年から正式採用となる。
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「トヨタGR Super Sport」の試作車が突如ル・マンのサルテサーキットに登場
2020年9月20日、第88回ル・マン24時間レースの決勝を前に、突然、現在開発中のハイパーカー、「トヨタGR Super Sport(仮称)」の市販車プロトタイプがサルテサーキットに登場。アレックス・ブルツが実際にレーシングコースをドライブした。
ル・マン24時間レースのスタートセレモニーに参加
トヨタはすでに2021年のWEC/ル・マンに、「ル・マン・ハイパーカー(LMH)」規定のマシンで参戦することを明らかにしているが、マシンの正式な発表を前に、その市販車のプロトタイプカーがル・マン24時間レースの決勝が行われるサルテサーキットに姿を現した。
今回登場したのは公道走行用の試作車で、...
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【山本健一とロータリーエンジン】マツダ消滅の危機に結集した“ロータリー 四十七士”[第1回]
東洋工業(現・マツダ)がNSU社とライセンス契約を交わし1961年から研究開発を始めたロータリーエンジン。1951年にフェリックス・ヴァンケル博士が発明したもので、「夢のエンジン」とまで言われたが、実際には未完成なものだった。当時の松田恒次社長に社運をかけたロータリーエンジンの開発を託されたのが、気鋭のエンジニア山本健一氏(タイトル画像)だった。この連載ではその開発過程から1991年のマツダ787Bによるル・マン24時間制覇までをマツダOBの小早川隆治さんの話に基づいて辿ってみる。