【ヒットの法則179】プジョー1007はトレンドセッターとなりうる利便性と独自のスタイルを備えていた
2006年2月に日本に上陸したプジョー1007。「従来のカテゴリーにとらわれない新しいコンセプト」という狙いが込められた新しい4桁の車名を持つこのモデルは、次代を担うコンパクトカーと期待されていた。果たしてプジョー1007はその資質を持っていたのか、ユーザーにどのように受け入れられたのか。当時トレンドセッターの代表とされたMINIと比較しながらの、興味深いインプレッションを振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年5月号より)