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【ヒットの法則415】BMW135iクーペは軽量コンパクトで小気味のいい2ドアスポーツだった
2008年2月、BMW1シリーズの2ドアクーぺモデルが日本に上陸した。5ドアハッチバックとして登場した1シリーズは、後に本国ドイツでは3ドアモデルを追加、2007年のフランクフルトモーターショーでこのクーぺモデルをワールドプレミアしていた。まず日本にやってきたのは高性能バージョンの135iクーぺ Mスポーツ(6速MTと6速AT)。Motor Magazine誌では上陸まもなく試乗テストを行っているのでその模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2008年5月号より)
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【ヒットの法則407】BMW 1シリーズカブリオレはカジュアルな4シーターオープンだった
2007年10月、BMW 1シリーズ第4のモデル「カブリオレ」(E88)がドイツで発表された。後に(2008年3月)日本にも上陸することになるが、ソフトトップを装備したこのコンパクトなカブリオレはどんなモデルだったのか。ここでは2008年初頭にスペイン・バレンシアで行われた国際試乗会から、125iカブリオレ試乗の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2008年4月号より)
3シリーズとともにカブリオレ市場をカバー
BMWに限らないが、ドイツのブランドをプレミアムにしている要因のひとつに「個性化」がある。単一で変わり映えのない製品を多売するのではなく、多く...
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【輸入車年鑑 2020】M135i xDriveはFFベースとなっても走りはまさにBMW
クラスでは唯一だったFRレイアウトに終止符を打ち、ついに横置きエンジンのFFベースにスイッチしたBMW3代目1シリーズ。FF化によるノーズの短縮とキャブフォワードで室内空間や荷室容量は確実に広くなっている。パワートレーンは、118iが140psの1.5L 直3ターボ+7速DCT、M135i xDriveには、306ps/450Nmの2L直4気筒ターボ+8速ATが搭載されている。今回は新刊ムック「Motor Magazine 輸入車年鑑 2020」から、M135i xDriveの試乗テストの模様をお届けしよう。
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BMW 1シリーズにディーゼルモデル118dを追加。16.7km/Lの低燃費とランニングコストが魅力
2020年4月2日、BMWジャパンはコンパクトハッチバックの1シリーズに、2L直4ディーゼルターボエンジンを搭載したグレード「118d」を追加した。車両価格は385万円〜451万円。
左右2本出しエキゾーストエンドがパワフルさを演出
BMWのコンパクトハッチバック、最新の1シリーズは従来のFR駆動からFF駆動へ転向したことで話題になっているが、これに伴う車内空間の拡大や、最新制御システムの採用により従来を超える俊敏性を獲得したことでも知られる。また、天才バカボンのキャラクターを使ったテレビCMを見たことがある人も多いことだろう。
この新型1シリーズに、ディーゼルターボエンジンを搭載した「...
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【ヒットの法則129】初代BMW1シリーズに設定された130iはラインアップの価値をさらに高めた
初代BMW1シリーズ(E87)がドイツで発表されたのは2004年のこと。Cセグメントでは実用面を重視してFFとするのが常識であったが、BMWはFRレイアウトであることで走りを追求してプレミアムであることを主張、確かな存在感を示すことに成功した。そして2005年秋にはそのコンパクトなボディに3L直6エンジンを搭載した「130i」を投入している。そしてこのモデルの発表が、1シリーズの地位を確実なものにしていくことになる。それはどういうことなのか。Motor Magazine誌では、130iを中心に、1シリーズのスポーツ性についてじっくりと検証している。(以下の試乗記は、Motor Magaz...