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【ヒットの法則147】シトロエンC6は比較すべきクルマのない孤高の存在
2005年末、シトロエンにとって16年ぶりとなるビッグサルーンが登場している。XMの後継とされるそのモデルは、コンセプトカー「C6リナージュ」の市販バージョンとも言われ、流麗なスタイリングを特徴としていた。独創のハイドロニューマチックサスペンションに加え、アクティブボンネットを採用するなど、シトロエンらしい先進性も備えていた。日本市場には2006年11月に上陸しているが、それ以前にフランスで行われた国際試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年2月号より)