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【伝説のランボルギーニ④】“ベビー ランボ”のコンセプトで登場した「ウラッコ」は成功が約束されているはずだった
1970年のトリノショーに注目すべきモデルが登場している。パオロ・スタンツァーニが生み出したその新しいスーパーカー、「ウラッコ」は論理的なメカニズムで構築された意欲作だった。
4人が乗れる「小さなミウラ」
1970年に登場したランボルギーニ・ウラッコは、ディーノ246を意識して開発されたモデルだったが、そこにはパオロ・スタンツァーニらしい画期的なアイデアが盛り込まれていた。
ギアボックスとV8エンジンを横置きしていたウラッコは、素晴らしいハンドリングとふたり分のリアシートのスペースを確保していた。さらにプレス製のモノコックボディや前後ストラットのサスペンションなど「大量生産」を見据えた設...