5代目クラウンマジェスタが目指したのは揺るぎなき「日本の最高峰」【10年ひと昔の新車】
2009年、トヨタブランドの最上級セダンとしてクラウンマジェスタがフルモデルチェンジ、「マジェスタ」として5代目へと進化した。クラウンよりひとまわり大きい専用ボディにセルシオと共通のV8エンジンを搭載、そこに日本の高級車としての「格」が盛り込まれた。それはセルシオとはどう違っていたのか、「クラウンよりも上」はどう表現されていたのか。ここでは発表間もなく行われた試乗レポートの模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2009年6月号より)