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【ヒットの法則138】アルファ・ブレラはジウジアーロによる華麗なるハッチバッククーペ
2005年のジュネーブオートサロンで発表されたアルファ・ブレラが実際に公道を走り始めたのは2005年末のことだった。2003年に登場したアルファGTとは一線を画し、アルファGTVの後継と言われた次世代スポーツクーペはどんなモデルだったのか。テスト車両は当初設定されたFFの「2.2JTS」と4WDの「3.2 V6」、本格生産が開始されたばかりのタイミングで行われた試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年1月号より。タイトル写真はブレラ2.2JTS)
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【ヒットの法則135】日本未導入の330xiと330dに見る5代目BMW3シリーズの可能性
2005年に登場した5代目BMW3シリーズ(E90)は、次々とバリエーションを増やして人気を高めていったが、当時日本に上陸していない魅力的なモデルがまだまだあった。それが4WDモデルの330xiと、クリーンディーゼルの330d。Motor Magazine誌は隠された3シリーズの魅力を探るためにドイツで330xiと330dをテスト、5代目BMW3シリーズ(E90)の可能性を追っている。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年1月号より、タイトル写真はドイツ・ミュンヘンの目抜き通り、レオポルト通りをゆく330xiと330d。)
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【ヒットの法則134】4代目エクスプローラーはユーザーのニーズを汲み取り見事なまでに実力向上
本国アメリカでSUV売り上げナンバー1の地位を長く保持していたフォード・エクスプローラー。2005年秋に登場したその4代目は、人気モデルであるがゆえに3代目の基本構造をそのまま受け継いでいたが、ボディパネルやパーツなどにそのままという部分は皆無。作り込み品質や静粛性、快適性にさらに磨きをかけた4代目はフルモデルチェンジと呼ぶにふさわしいものだった。その後、2016年にフォード・ジャパンの日本撤退にともないエクスプローラーも姿を消すことになるが、日本市場でも人気は高かった。ここでは2005年末に日本上陸を果たした4代目エクスプローラーのテストの模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Mo...
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【ヒットの法則129】初代BMW1シリーズに設定された130iはラインアップの価値をさらに高めた
初代BMW1シリーズ(E87)がドイツで発表されたのは2004年のこと。Cセグメントでは実用面を重視してFFとするのが常識であったが、BMWはFRレイアウトであることで走りを追求してプレミアムであることを主張、確かな存在感を示すことに成功した。そして2005年秋にはそのコンパクトなボディに3L直6エンジンを搭載した「130i」を投入している。そしてこのモデルの発表が、1シリーズの地位を確実なものにしていくことになる。それはどういうことなのか。Motor Magazine誌では、130iを中心に、1シリーズのスポーツ性についてじっくりと検証している。(以下の試乗記は、Motor Magaz...
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【ヒットの法則128】2代目メルセデス・ベンツA200ターボにはホットハッチへの憧れが感じられた
2005年11月、2代目メルセデス・ベンツAクラスに2Lターボエンジンを搭載した「A200ターボ アバンギャルド」が追加された。2004年に登場した2代目Aクラスは初代のコンセプトを継承してサンドイッチ構造のシャシを備えた実用モデルだったが、シティコミューターとしてだけではなく、スポーツモデルの展開への意欲もあった。このモデルは「AクラスのGTI」と呼ばれ、第3世代での大幅路線変更のきっかけとなっていく。2005年登場当時、このモデルはどう評価されたのか、振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年1月号より)