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【懐かしの国産車 43】マツダ RX-8はまったく新しい価値観を持ったスポーツカーだった
今から20年ほど前、新しい世紀に変わる頃。クルマに対する考え方も変わり始めていた。そんな時代のニューモデルのインプレッションを当時の写真と記事で振り返ってみよう。最終回となる第43回は「マツダ RX-8」だ。
マツダ RX-8(2003年)
マツダ待望の新型スポーツカー、RX-8が発表された。1999年の東京モーターショーに出展されたコンセプトカー「RX-EVOLV(エボルブ)」のスタイルを、ほぼ継承した、ユニークな4ドア4シーターのスポーツカーだ。先代のRX-7を始めとして、ほとんどのスポーツカーは2ドア&(ほぼ)2シーターというスタイルが定着している。だが、RX-8はあくまで大人4人...
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【山本健一とロータリーエンジン】女神がロータリーに微笑んだ日。ついにマツダ787Bがル・マンを制覇[最終回]
東洋工業(現・マツダ)がNSU社とライセンス契約を交わし1961年から研究開発を始めたロータリーエンジン。1951年にフェリックス・ヴァンケル博士が発明したもので、「夢のエンジン」とまで言われたが、実際には未完成なものだった。当時の松田恒次社長に社運をかけたロータリーエンジンの開発を託されたのが、気鋭のエンジニア山本健一氏だった。この連載ではその開発過程から1991年のマツダ787Bによるル・マン24時間制覇までを、マツダOBの小早川隆治さんの話に基づいて辿ってみる。
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【山本健一とロータリーエンジン】国内での活躍に加えデイトナ24時間、スパ24時間制覇などの成果を上げる[第7回]
東洋工業(現・マツダ)がNSU社とライセンス契約を交わし1961年から研究開発を始めたロータリーエンジン。1951年にフェリックス・ヴァンケル博士が発明したもので、「夢のエンジン」とまで言われたが、実際には未完成なものだった。当時の松田恒次社長に社運をかけたロータリーエンジンの開発を託されたのが、気鋭のエンジニア山本健一氏だった。この連載ではその開発過程から1991年のマツダ787Bによるル・マン24時間制覇までを、マツダOBの小早川隆治さんの話に基づいて辿ってみる。今回はル・マン24時間本格参加までの戦績を振り返る。