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【ヒットの法則94】フォルクスワーゲン トゥアレグ W12スポーツは12気筒エンジンを搭載したスーパーSUV
2005年、著しい性能競争激化が進むプレミアムsuvの中にあっても極めて異色だったのは、フォルクスワーゲントゥアレグ W12スポーツ。それまでガソリンエンジンはV6とV8のみで、パワーウォーズから一歩引く姿勢を見せていたフォルクスワーゲンが、突然12気筒エンジンを搭載して戦線に参入。ライバルとなるハイパワーSUVとともに行ったMotor Magazine誌のテストドライブの模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2005年11月号より)
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【ヒットの法則53】世界限定500台で登場したトゥアレグW12スポーツは“SUVのスーパーカー”だった
2005年、初代トゥアレグにW12気筒エンジンを搭載したモンスターSUVが登場し世界を驚かせた。現在の「スーパーSUV」の元祖とも言える存在で、フォルクスワーゲン初の1000万円超えも話題となった。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2005年8月号より)
高価だけど“2倍”の価値あり
昨年2004年秋のパリモーターショーでデビューした「トゥアレグW12」、つまりW型12気筒エンジン搭載モデルは500台が限定生産され、そのうちの100台が日本に導入されることになった。
このW12気筒エンジンはもともとスポーツカー用として開発されたもので、2002年にイタリアのナルドで24時間...