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2代目サーブ9-5は新時代の幕開けを告げる渾身の自信作だった【10年ひと昔の新車】
2009年のフランクフルトモーターショーで試作モデル「エアロX」として発表された2代目サーブ9-5が、2010年になって市販モデルとしていよいよ欧州デビューを果たした。ゼネラルモーターズの経営危機により、親会社が二転三転、結局スパイカーの下で再スタートを切ることになった。この後、2011年の末にサーブの経営破綻により生産は終了となってしまうが、わずかではあるものの日本にも上陸している。サーブファンにとっては忘れられない1台だろう。ここでは日本販売に向けて期待が膨らむ中で行われた国際試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年9月号より)
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【映画】約3時間の「ドライブ・マイ・カー」。サーブ 900ターボを愛車にする、主人公のこだわりを読む
濱口竜介監督による映画「ドライブ・マイ・カー」が、第74回カンヌ映画祭で四冠を獲得し、また2022年3月28日にアメリカ・ロサンゼルスで開催された第94回アカデミー賞 授賞式で「国際長編映画賞」を受賞したことで話題となっている。濱口監督だけでなく、俳優陣の西島秀俊(家福 役)や三浦透子(みさき 役)などに注目が集まっているが、ここでは作品で重要な役割を担っている家福の愛車、「サーブ 900」に着目し、映画評論家 永田よしのり氏に解説してもった。(以上を加筆修正/2022年3月28日)