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【ヒットの法則52】5代目ゴルフGTIには忘れかけていた「GTI魂」が感じられた
2005年、5代目ゴルフGTIは熱狂的な歓迎を受けて日本に上陸した。すでに欧州で高い評価を受けてはいたが、はたしてその魅力は日本の道でも発揮することができたのか。GTI好きの石川芳雄氏がゴルフGTIのDSG仕様と6MT仕様に2日間じっくりと乗り込んで検証している。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2005年7月号より)
恋い焦がれながら手に入れることのできなかった2代目GTI
まことに私的な書き出しだけれど、ゴルフGTIにはほろ苦い想い出がある。1980年代に本気で恋い焦がれたものの成就せず、片想いに終ってしまったのだ。
僕がGTIの存在を初めて意識したのは、確か1970年...
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【ヒットの法則51】アウディA4 3.2 クワトロとBMW330iを比較試乗して見えたブランドの本質
アウディにはBMWにはない独自の魅力がある。それは一体どこから来るのか。今なお語られることの多いテーマだが、2005年にアウディA4とBMW3シリーズがフルモデルチェンジした際、Motor Magazine誌でアウディA4 3.2FSIクワトロとBMW330iを比較しながらじっくりとそれを検証している。ともに走りに定評のあるスポーツセダンでありながら、その中身は実に対照的。その考え方の違い、そのメカニズムからくる走り味の違いは興味深い。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2005年7月号より)
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【ヒットの法則46】プジョー407は堂々たるボディとストローク感のあるフットワーク
2005年に日本市場に導入されたプジョー407/407SWは、先代にあたる406からの大胆な変身で注目を集めた。当時、ドイツのプレミアムブランドのライバルたちはこぞってボディを大型化していたが、プジョーもまたボディの大型化、プレミアム化を推し進めていた。この戦略は日本でどう受け入れるのか、従来からのプジョーらしさ、新しいプジョーの個性はどう表現されているのか。Motor Magazine誌で行われた当時の試乗でも、そこに注目している。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2005年7月号より)