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【東京モーターショーの深層①】日産のコンセプトカー2台は2年以内に市販される!(前編)
いよいよ開幕した東京モーターショー2019。一般公開を控え、Webモーターマガジン編集部が注目の出品車の真相と深層に迫る。まずはEVコンセプトカーを2台同時に出品した日産の事情を前編・後編に分けてお届けしよう。
2022年度までに国内発売される新型EVは3台だが・・・・
結論から先に言ってしまえば、今回の日産ブース雛壇に鎮座する2台のEVコンセプトカー(「アリア コンセプト」と「IMk」)は、今後2年以内に順次発売される。もちろん、市販に際してはサイズも含めて現実的な変更が加えられるのは言うまでもない。
日産は2017年度に新6カ年計画「NISSAN M.O.V.E. to 2022」を...
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【懐かしの東京モーターショー 02】1961年、パブリカスポーツなど小型スポーツカーが脚光を浴びる
1954年、東京モーターショーの前身である「全日本自動車ショウ」が開催されてから、2019年で65年が過ぎた。そんな東京モーターショーの歩みを、当時のニューモデルやコンセプトカーなど、エポックメイキングなモデルを軸に、今回は1960年代前半を振り返ってみたい。
好景気と技術の進歩から華やかなモデルが登場
1950年代末に誕生したスバル 360や三菱 500により、マイカーの夢が現実味を増した。それを後押しする形でトヨタは1960年の第7回ショーでUP10型(パブリカ)を参考出品。当時としては破格の賞金100万円で車名を一般公募して人気を煽った。一方、上級クラスでは小型車の規格改正で排気量...