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【懐かしの東京モーターショー 02】1961年、パブリカスポーツなど小型スポーツカーが脚光を浴びる
1954年、東京モーターショーの前身である「全日本自動車ショウ」が開催されてから、2019年で65年が過ぎた。そんな東京モーターショーの歩みを、当時のニューモデルやコンセプトカーなど、エポックメイキングなモデルを軸に、今回は1960年代前半を振り返ってみたい。
好景気と技術の進歩から華やかなモデルが登場
1950年代末に誕生したスバル 360や三菱 500により、マイカーの夢が現実味を増した。それを後押しする形でトヨタは1960年の第7回ショーでUP10型(パブリカ)を参考出品。当時としては破格の賞金100万円で車名を一般公募して人気を煽った。一方、上級クラスでは小型車の規格改正で排気量...