V10エンジンを搭載して登場したR8は「違う価値」のスーパーカー【10年ひと昔の新車】
2009年1月、初代アウディR8にV10エンジンを搭載した「5.2FSIクワトロ」が発表された。2006年にデビューしたR8はアウディ初の市販ミッドシップスーパースポーツカーとして大きな注目を集めたが、V8エンジンのみの設定で、V10エンジンの搭載モデルの登場が待たれていた。常に新しい「違う価値」を見せてくれるアウディ、ここでどんな魅力を見せてくれたのか。ここでは国際試乗会からのレポートを振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2009年4月号より)