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アウディA1はブランドの価値観が巧みに盛り込まれたコンパクトカーだった【10年ひと昔の新車】
2007年の東京モーターショーで「メトロプロジェクトクワトロ」、2008年のパリサロンで「A1スポーツバックコンセプト」を発表するなど、コンパクトカー市場への参入を図っていたアウディが、2010年3月、ついにコンパクトカー「A1」を発表した。さらなる勢力拡大を目指すアウディにとって、コンパクトカー「A1」にはどんな意味があったのか。ここでは2010年春にドイツ・ベルリンで行われた初代A1国際試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年8月号より)
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Motor Magazine執筆陣が選ぶ今、運転して楽しいクルマたち【第6位<8点獲得>】ポルシェ 911 GT3 RS/トヨタ GRカローラ「特別企画:モーストファンカー 2023⑦」
【第6位<8点獲得>】ポルシェ 911 GT3 RS
「コーナーリング性能も制動力もピカイチ」島下泰久
島下:911 GT3 RSのエンジンパワーは実はGT3の10psアップに過ぎない。しかし、常に可動部が最適な状態に調整されるアクティブエアロダイナミクスや、電子制御を巧みに活用したシャシによって、この珠玉のNAフラットシックスを思い切り楽しめるクルマに仕立てられている。
鋭い加速も盤石のコーナリングも刺激的だが、とくに驚かされるのはブレーキングで、強大なダウンフォースのおかげで、普通の感覚でブレーキペダルを踏むと手前で止まり過ぎてしまうほどだ。実際、ブレーキングポイントはWECマシンで...