Official Staff
【ヒットの法則27】2005年、わずか4年で一新されたA4(3代目)にはアウディの自信が漲っていた
2005年に登場した3代目アウディA4(アウディ80時代から数えると7代目)は、先代デビューから4年しか経っていなかったこともありマイナーチェンジかと思われたが、実際にはルーフ以外のボディパネルをすべて一新したフルモデルチェンジだった。折しもBMW 3シリーズが新世代となる5代目E90に移行しようとしていた時であり、アウディがライバル心剥き出しで開発してきたことがわかる。アウディA4(B7型)はどう進化していたのだろうか。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2005年5月号より)
ビッグマイナーチェンジではなく、フルモデルチェンジ
「B7」というのが新しくなったアウディA4の...
Official Staff
【ヒットの法則05】先進メカとデザインでアウディ人気を一気に押し上げたA3スポーツバック
2004年9月、第2世代のアウディA3で登場したA3スポーツバックは今に続く人気モデルとなっている。1996年に3ドアでデビューした初代アウディA3は後に5ドアを追加しているが、第2世代で、単なる5ドアモデルではなく「スポーツバック」という独立したモデルになったことで一気に人気を集めることになった。アバントよりもさらにスポーティな位置づけとした絶妙なネーミングも大きかったようだ。デザイン的にもメカニズム的にも先進感がいっぱい、当時それはどのように受け入れられたのか、振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2005年1月号より)