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【ヒットの法則86】メルセデス・ベンツCLSに隠された秘密をEクラスとの比較で解き明かす
2004年に欧州で販売を開始、日本には2005年2月に上陸したメルセデス・ベンツCLSは当初の予想をはるかに超えるヒット作となった。Eクラスをベースにしながら、その大柄なボディと贅沢な空間、4ドアクーペというフォーマル感はEクラスを凌ぐ車格を備えていたようだ。一方でその成功は少なからずEクラスに影響を与えるのではないかとも思えた。Motor Magazine誌はそんな微妙な関係にあった2台、CLSとEクラスを比較しながら、新たなメルセデスの姿を浮き彫りにしている。(以下の記事は、Motor Magazine 2005年10月号より)
ベンツらしくないという不満も、蓋を開けてみたら大人気の...
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【ヒットの法則78】A8 3.2FSIクワトロの導入は、アウディの実力の高まりを示すものだった
2005年4月、フェイスリフトされたばかりのアウディA8に、V6エンジンを搭載モデル「3.2FSIクワトロ」がドイツで登場している。このモデルは当初日本導入はないとされていたが、一転、2005年8月に日本にやってくることになった。そこで導入前に早速ドイツ本国でテストを敢行、今回はその時の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2005年9月号より)
ドイツでは人気の高い、V6エンジンを搭載したA8
2005年4月21日、ドイツで新世代3.2L V6 FSIエンジンを搭載したA8「3.2FSI」が発表された。A8シリーズにはそれまで旧世代のV6エンジンを搭載...
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【ヒットの法則74】アウディA6アバントにはBMWやメルセデスにはない魅力があった
2005年6月に日本発表されたアウディA6アバント(3代目C6型)。プレミアムでスポーティなワゴンとして、その後、人気を集めることになるが、3.2FSIクワトロを主力に、V8エンジン搭載モデルやFFモデルを用意していたのも特徴だった。ここではアウディA6アバントのトップモデルとベーシックモデルをとおして、最先端を走っていた3代目アウディA6アバントを振り返ってみたい。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2005年9月号より、タイトル写真はA6アバント4.2クワトロ)
上質で緻密なV型8気筒エンジンを搭載した「4.2クワトロ」
アウディジャパンがA6アバントにV型8気筒エンジン...