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【試乗】2代目アウディTTに設定された「TTS」は心地よい主張が魅力だった【10年ひと昔の新車】
2008年9月、2代目TTシリーズにTTとして初めてのSモデル「TTSクーぺ」が登場した。TTシリーズには「3.2クワトロ」があったが、シリーズのトップグレードとなるTTSクーぺはあえて2.0TFSIエンジンを搭載していた。アウディが考える特別なスポーティモデルとはどういうものだったのか。Motor Magazine誌では上陸間もないTTSクーぺを早速テスト、Sモデルの魅力に迫っている。今回はその時の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2008年11月号より)
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【ヒットの法則439】2代目アウディTTクーぺはSモデルでも決してスパルタン一辺倒ではなかった
2008年のジュネーブオートサロンでデビューしたアウディTTSクーぺ。その国際試乗会が2008年春にアウディ本社のあるドイツ・インゴルシュタットで行われている。アウディがTTクーぺで実現しようとしていた理想とはどういうものだったのか。この試乗会では、TTSクーぺとともに、ディーゼルエンジンのTT2.0TDIクワトロにも試乗することができた。この時の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2008年7月号より)
快適性とハンドリングを両立させたトップモデル
アウディは10年前、コンセプトカーをそのまま具現化したような初代TTを世に送り出した。そして「技術によ...