Official Staff
【ヒットの法則150】BMW X3 2.5iと330xiに見る、BMWの4WDへのスタンス
2004年に登場した初代X3(E83)にラインアップされていたX3 2.5i(当時はxDriveのネーミングはつかなかった)と、2005年に発表された5代目BMW3シリーズ(E90)に設定された330xi。前後の重量バランスを50:50にすることで4輪すべてのタイヤに均等に荷重をかけるというBMWのパッケージへのこだわりは、後輪駆動だけでなく4WDでも高いハンドリング性能を実現することにつながっていた。Motor Magazine誌では、この2台をとおして、後輪駆動にこだわるBMWだからこそ実限できた4WDのダイナミズムを検証している。(以下の試乗記は、Motor Magazine 20...
Official Staff
【ヒットの法則149】レンジローバースポーツはまるでスポーツカーのようだった
ランドローバーの高級ブランドであるレンジローバーに、2005年、第2のモデル、レンジローバースポーツが登場している。ランドローバー・ディスカバリー3とメカニズムを共有しつつ、レンジローバーらしいプレミアムな仕立てになっているのが特徴だった。このモデルの成功が現在のレンジローバーブランドシリーズの確立につながっている。ではその当時、レンジローバーの「スポーツツアラー」はどうのように受け入れられたのか。当時の試乗記を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年2月号より)
Official Staff
【ヒットの法則147】シトロエンC6は比較すべきクルマのない孤高の存在
2005年末、シトロエンにとって16年ぶりとなるビッグサルーンが登場している。XMの後継とされるそのモデルは、コンセプトカー「C6リナージュ」の市販バージョンとも言われ、流麗なスタイリングを特徴としていた。独創のハイドロニューマチックサスペンションに加え、アクティブボンネットを採用するなど、シトロエンらしい先進性も備えていた。日本市場には2006年11月に上陸しているが、それ以前にフランスで行われた国際試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年2月号より)
Official Staff
【ヒットの法則145】BMW 550iと650iカブリオレに見る新世代V8エンジンのダイナミズム
BMW5シリーズ/6シリーズは2005年秋にV8エンジンのラインアップを変更、従来の4.4L V8から新世代の4.8L V8へとスイッチして登場している。そのモデル名も550i、650iと変更されたが、ただ単に新しいエンジンに換装されただけではなかった。Motor Magazine誌では、新世代V8エンジンの投入を機に、直列6気筒だけではないBMWの本当の魅力、後輪駆動にこだわるBMWらしいダイナミズムを検証している。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年2月号より)
Official Staff
【ヒットの法則142】メルセデス・ベンツS350、S500との外観での識別点はエンブレムのみ、それが彼らの流儀だった
5代目メルセデス・ベンツSクラス(W221型)は2005年9月のフランフルトモーターショーでデビュー、10月の東京モーターショーで日本で正式発表された後、年末には早くもデリバリーが開始されている。当初設定されたのは、2エンジン仕様の3グレードのみ。つまり、ショートボディのS350、同じくS500、そしてロングボディのS500ロングだ。ここではすでに高評価が定まりつつあった3.5L V6DOHCエンジンを積むS350の試乗記を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年2月号より)
最上級S500ロングの人気一段落して主力となるのはS350
メルセデス・ベン...